ここ山形県庄内地方は「食の都庄内」とも呼ばれ、海の幸、山の幸をはじめあらゆる食を堪能できる日本有数の正に「食の都」です。
中でも農産物の「コメ」は、日本を代表するブランド米「つや姫」をはじめ、新しい触感の「雪若丸」、変わらぬ人気の「はえぬき」など多くの有名ブランド米が安定して生産されています。
これは、庄内の自然環境がコメの生育にピッタリ合っているということであり、今後も日本の更には世界の食糧基地として発展していくと信じています。
その地で生まれ、その地で育ち、代々米作りを続けてきたお米の博士号「五ツ星お米マイスター」と美味しいごはんの伝道師「ごはんソムリエ」の資格を持つ米農家として美味しいお米の選び方、炊き方をお伝えします。
美味しいお米の目安としては、収穫後の玄米を検査する等級と、県や地域単位で品種毎にランキング付けする食味ランキングという2つの評価基準があります。
どちらも美味しいお米の目安にはなりますが、お米には、かたいお米もあれば、やわらかいお米もあります。
また、もっちり、あっさりなどの食感も品種により様々で、好みが分かれるところではないでしょうか。
「美味しい」と感じるお米選びの基本は、好みや料理に合ったお米を選ぶことです。
こちらに、「私たちが生産している品種」と参考品種として代表的な品種をまとめましたので、お好みのお米選びに役立てていただければと思います。
お米マイスターのマイスター(MEISTER)とは、ドイツ語で「巨匠・師匠」の意味です。
職人の国ドイツでは、優れた技術者を育てるためにマイスター制度を設けて、厳格な運営をしてきました。
お米マイスターは、一般財団法人日本米穀商連合会(日米連)が主宰する、お米に関する専門職経験がある人のみに受験資格がある、いわば、お米の博士号とも言える資格です。
日米連のお米マイスター紹介ページはこちら
ごはんに関する幅広い知識を身に着け、美味しいごはんを皆様にお伝えし、たくさんの方に今まで以上にお米を食べていただくことを目的に公益社団法人日本炊飯協会が認定する資格です。
そのため、「ごはんソムリエ」は、ごはんの主原料の米に関する様々な知識、炊飯の科学や技術、ごはんの栄養、衛生管理に関する知識を持ち、美味しいご飯を評価する為の正しい官能検査の方法を習得しています
日本炊飯協会のごはんソムリエ紹介ページはこちら
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ミルキークイーンの白米は、少し白濁しているのが特徴で、炊き上がるとキラキラと白く輝き、コク、甘み、粘りがあり、冷めてもおいしいお米です。 おにぎりや、味の濃いお料理と非常に相性がいいです。 水でさっとすすぎ、いつもより水を10%減らして炊いてください。(お好みで調整してください。) |
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つや姫は白くツヤのある炊き上りと優れた甘みと旨みで、発売以来「特Aランク」をとり続けているお米です。 他のお米と比べて旨味成分の「グルタミン酸」と「アスパラギン酸」が少し多いのが特徴です。 美味しい味噌汁で朝ご飯に最高です。 |
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はえぬきは、1992年(平成4年)に山形県農業試験場庄内支場で開発されてから山形を代表するお米に成長し、今では山形県で生産されるお米の約半分を占めています。 上質の有機質肥料を投入し、愛情たっぷりに育て上げたこの一品は、米粒の一つ一つがしっかりしており、弾力のある歯ごたえとしみ出る甘みが特徴です。 丼物やチャーハンにぴったりです。 |
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雪若丸は2018年にデビューした山形の新品種。 しっかりとした粒感とほどよい粘りと甘みが特徴で、チャーハンや丼もの、カレーライス、そしてお寿司にも最適です。 |
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五つ星お米マイスターが特別栽培米2品種の長所を活かし特製ブレンドいたしました。 「特別栽培米はえぬき」と「特別栽培米ミルキークイーン」のブレンド米になります。 歯ごたえがしっかりしていて噛むほどに甘味が出てくる「はえぬき」ともっちもちの白く輝く「ミルキークイーン」 それぞれの長所を活かしあうバランスの取れた味わいに仕上がりました。 ぜひ一度ご賞味ください。 |
美味しいお米を食べるには、好みや料理に合ったお米を選ぶことだけではなく、炊き方もとても大切です。
お米を美味しく炊くためには、特に水加減と研ぎ方が重要です。
炊飯器を使ったごはんの美味しい炊き方をご紹介します。






