お米の等級について
等級検査は収穫後の玄米を検査します。
一定量の玄米の中に、「形が整っている米つぶがどのくらいあるか(整粒歩合)」や「虫食いの有無」、「透明感」などを目で見て検査し、1等米、2等米、3等米、規格外に格付けされます。
目で見て判断する検査で、食べるわけではありませんが、透明度や整粒歩合は食味・食感につながるため、美味しいお米の目安になります。
元々は国が行っていた検査ですが、現在は、都道府県から登録を受けた民間の検査機関で行われ、同じく登録を受けた検査員が実施しています。
ちなみに、検査機関としてライズ・イン、検査員として私がそれぞれ登録されています。
等級検査を受けないと「県産表示」、「銘柄表示」ができないため、例えば、「山形県産つや姫」と表示して販売することはできません。
そのため、自家用や知人への贈答用など最初から販売するつもりのないお米以外は等級検査を受けています。