五ツ星お米マイスター通信第6号「ごはん食の効用③」

ご飯は、私が栽培した特別栽培米のはえぬき!
味噌汁の味噌は、米と大豆と塩だけで私が特別に作った米麴味噌!
大豆の量に対して米麴を3割増にしてあります!
赤かぶ、これも私が作り、米酢と砂糖・塩で漬け込んだものです!
あと、はくさいともやしのけんちん!はくさいは、私が作りました!
すじことホタテ、もやしは、地元で買ったものです!

★朝ごはんを食べて、脳も体も元気ハツラツ

朝食は、脳や体に必要なエネルギーを補給するために大変重要です。

人間は、眠っている間にも呼吸や心臓の働きが休む間もなく続いているため、エネルギーを消費しています。睡眠中はエネルギーの貯金にあたるグリコーゲンなどを使っていますが、朝起きる頃になると、このストック分も不足気味になります。そのため、エネルギーを補給し元気よく活動するためには、朝食にごはんを食べることが大切になります。

特に脳はブドウ糖(エネルギーとしてストックできない)だけしかエネルギー源として利用できないため、三度の食事で継続的にエネルギーを補給することが必要です。

朝食をとることは、エネルギー補給はもちろん、胃腸の働きを活発にさせたり、睡眠中に下がった体温を上昇させたりします。そのため、体が休養モードから活動モードに切り替わり、規則的な生活リズムがつくられます。

脳の働き(集中力や記憶力など)を活発にして、元気ややる気を起こさせてくれるのは朝ごはんです。規則的な生活リズムをつくるためにも、朝ごはんは毎日必ず食べましょう。

お米マイスター 知識講座より

ごはんの保管

ごはんが余る場合は熱いうちにお茶碗1杯分づつに小分けをしてラップで包み冷凍しましょう
電子レンジで解凍すると美味しいごはんがいつでもいただけます

いただきます

さあごはんが炊き上がりました
「いただきます」

炊き上がり

お米の粒を潰さないようにしゃもじで釜の周囲を軽くかき混ぜ、底から上へ、ふちから中へと全体をかき混ぜて余分な水分を飛ばしましょう
ここでしっかりかき混ぜないと米同士がくっついたべちゃついたご飯になってしまいます

水加減

水に浸します。
ここですぐ炊飯器の「炊く」ボタンを押したくなりますがお米は水分の吸収力が高い食品です。
ふっくらとした美味しいご飯に炊き上げるため、きれいな水をしっかり吸わせるように夏場は30分、冬場は1時間程度浸水させましょう。

研ぐ

精米したお米の表面は「ぬか層」で覆われています。
研ぐ工程はこの「ぬか層」を取り除く作業になります。
精米技術が進歩した現在ではぬか層の多くが取り除かれていますが、研ぐ工程はご飯の味を左右する大切な作業です。

工程

1.最初は汚れ、不純物を取り除く
まずはお米表面に付着した汚れや小石などの不純物を取り除くため、たっぷりの水で素早くすすぎます。この作業を1、2回行いましょう。
お米は水分や臭いの吸収力が高い食品です。この際大切なのは手早く水を交換することです。

2.研ぐ
お米を握っては離す、あるいは手のひらで押すようにして研ぎます。
現在は精米技術が進んでいるため長い時間研ぐ必要はありません。
研ぎすぎるとぬか層の下部のでんぷんの栄養分も流れ出してしまいます。
1分以内ですばやく終わらせましょう。
ご注意ください:無洗米は「ぬか層」を研磨し取り除いた状態でお届けしています。そのため無洗米では研ぐ工程は必要ありません。

3.洗う
もう研ぐ必要はありません。水を入れて軽くかき混ぜて水を捨てる作業を3~4回行いましょう。
洗い終わったらざるに上げて水を切ります。
水が白く濁る場合がありますが、これはぬかではなくでんぷんです。気にする必要はありません。

計量

美味しいごはんを炊くにはお米と水を正確に計ることが大切です
お米はカップを使ってすりきりピッタリに計るよう心がけましょう

お米の保管

お米は生鮮食品です。
精米後は酸化が進み、経過日数とともに味が落ちてしまいます
精米後はできるだけ早くお召し上がりください

美味しくいただける保管期間の目安

春:1カ月
夏:2週間~1カ月
秋:1カ月半
冬:1カ月半

保管のポイント

● 高温多湿は避けましょう
直射日光を避け湿度の高くないところで保管してください。
お米の保管に最適な温度は、白米・玄米に関わらず、虫の発生を抑えることができる12度以下が理想です。
お米は水分や臭いの吸収力が高い食品です。臭いのきついモノとは分けて保管しましょう。
おすすめは冷蔵庫の野菜室です。

● 密閉保管
乾燥すると割れやすくなりますし、空気に触れると酸化が進行します。
タッパーやジップロック、ペットボトルなどに入れて、容器の蓋をしっかり閉めて保管しましょう。

● 容器を清潔に保ちましょう
虫の発生を防ぐため容器を定期的にお手入れし清潔に保ちましょう
お米の継ぎ足しはしないで一度容器をきれいにしましょう